ローンが滞り家を売却した例 その1

自営でスナックを経営していた方が、経営不振からスナックを閉め、35年の住宅ローンを組んで購入したマイホームを手放したケースです。

家を手放すことになった理由

私達家族は1994年に新築で家をたてました。その時に35年の住宅ローンを組みました。

私の家はスナックを経営していて不況の中でもそこそこ稼げていました。

スナック経営不振で家を売却

が、ある時を境に店の売り上げが急速に落ちてきました。1週間お店を開いて、お客さんが2人しか来ないとか、1日誰もお客さんが来ないような時がありました。

当然売り上げはなくお店に関する支払いを滞納してしまうような状況になりました。

スナックをやっていたのでカラオケの賃料や著作権料を払わなければいけなかったのですが、相手の配慮もあり支払いを免除してもらえました。

ただ、このようにお店に関する支払いは待ってもらうことができましたが、自宅の住宅ローンはそんなわけにもいきませんでした。

最後の方はお店の収入たけじゃどうしようもなくなり色んな所からお金を借りてという状態に陥り、ローンを返済するためにローンを組むみたいな負のスパイラルになってしまいました。

この頃は、住宅ローンの支払いと他のローンの支払いで精一杯。住宅ローンは待ったなしです。これはきつかったですね。

もうこれ以上立ち行かなくなり、結果的に、店は閉めることになりました。

店を閉め、自宅も売ることに

店を閉め、生活もままならず、自宅のローンが払えなくなったので、これ以上は無理と判断して、家を売ることにしました。

マイホームを手放す

本来なら、複数の見積もりを取って、一番条件の良いところに売るべきでした。

しかし、切羽詰まった時はそんな余裕すらなく、売却の手続きと新しい住居探しを同じ不動産業者にお願いせざるをえませんでした。

新しい家が決まった後は、引越が可能になるまで今までの家に住んで、新しい家が入居可能になってから引っ越しをしました。

引っ越し後、自宅の電気水道、浄化槽などの手続きをしてから家を売却しました。

売却価格はトータルで1000万円。最初買った時に比べたら相当安くなりました。ただ私達からしたらとにかく1000万のお金が手元に来たことの方が大事でした。

それからしばらくして、私達が引っ越しをして暮らしているアパートに広告が入っていました。

それは売りに出されている物件が沢山掲載されていました。その広告に、自分の家だった写真も掲載されていて複雑な気持ちになりました。

さすがにこのチラシを他の家族に見せるわけにはいかず、すぐにゴミ箱に捨てました。

家の売却時、もう少し余裕があれば、複数社に見積もりを依頼し、もう少し高く売れたと思います。

家の売却は元の価格が高いので、少しと言っても数十万から数百万違ってきます。数か月分のお給料がもらえるのともらえないのとでは全然違ってきます。

今から考えると、近場の不動産屋1件ではなく、ネットなどで複数社に一括見積をすれば良かったと思います。家を売るときは一呼吸置くことも大切ですね。