住宅ローンの返済がきつい場合、借入れた金融機関に相談することで、一定期間の返済の減額や返済期間の延長などの調整することが可能です。これをリスケージュールといいます。

交渉

リスケジュールは、病気になった、子供の学費、賞与がなくなった、など一時的に生活が苦しい時に有効な手段です。

金融機関への相談は滞納前にすると有利

金融機関に相談するときには、住宅ローンを滞納する前が理想的です。

滞納が起こる前段階なら、金融機関は前向きにとらえてくれ、リスケジュール以外にも色々な改善案を提案してくれます。

滞納が複数回起こってしまいますと、ブラックリストにのってしまいますので、提案できる内容に制限がでてしまいます。

金融機関と交渉できる内容と、交渉に必要な書類は以下のようになります。

リスケジュールにより調整できる返済内容

  • 返済期間を延長する
  • 一定期間の返済を減額する
  • ボーナス払いをやめる
  • 月の支払い額を減らす

リスケジュール必要書類

返済条件変更依頼書

返済が苦しくなった理由、どういう変更を希望するのかをまとめた書類

現在の生活の収支表

現在の1ケ月分の家の収支をまとめたもの。できるだけ詳細に書きかます。

今後の改善計画書

今後の生活をどのように改善していくかの計画をまとめます。

確定申告書・源泉徴収票

現在の収入を証明する資料です。

借入返済予定表(複数のお金を借りている場合)

すべての金融機関からの借入れと返済予定表もまとめます。

リスケジュールは、金融機関に直接出向き自分でも交渉することができますが、弁護士などに相談し予め返済プランなどを作成して代理交渉してもらった方が通りやすくなります。

リスケージュールができる人・できない人

リスケージュールで調整できるのは、あくまでも返済条件の変更であり、借入金の減額や金利そのものではありません。そのため、返済期間を延長をした場合、ローンの支払総額は増えてしまいます。

そのような理由からリスケジュールは、将来的に収入が定期的に見込めるか、生活が厳しいのは一時的なものか、などの場合などに有効な方法と考えてください。

離職して再就職できない、今後収入増の見込みがない、他のローンで生活が自転車操業状態などの場合には、リスケジュールはまったく意味がありません。

そのような場合には、以下のような債務そのものを処理する方法と講じる必要があります。

債務整理法

  1. 任意整理・・キャッシングやカードローンなどの高金利債務の見直し
  2. 個人再生・・住宅を守りながら他の借金を1/3から1/5にする公的な債務整理手続き
  3. 任意売却・・抵当権を解除し住宅を売ってしまう
  4. 自己破産・・すべての財産を処分し借金を免除してもらう

実際に債務額の大幅な減額が可能なので、生活の建て直しがしやすくなります。

住宅ローンの滞納は、何もしないでいると金融機関がどんどん処理をススメてしまい、半年後には競売通知・・・ということになってしまいます。

生活環境を改善するには、自分の生活状態に応じて確実に手をうつ必要があります。

遅れれば遅れるほど、打つ手が限られてしまいますので、早い段階で金融専門のある弁護士や司法書士に相談してみてください。

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