毎月支払なければならない住宅ローン。でも、払えない・・。住宅ローンが払えなくなると、どうなっていくのでしょうか。

競売の悩み

金融機関、保証会社、裁判所などから、いろいろな督促や警告があります。競売にかかるまでの流れを順を追って説明していきます。

ローン滞納から競売までの流れ

1.督促状が届く・・金融機関が送付

住宅ローンが銀行口座から引き落とせないと、借入れ先の金融機関から督促状が届きます。

『残金が不足しています。次の引き落とし日までに入金してください』等の内容が書かれています。督促がきたら、期日までに振り込んでください。

3ヶ月入金されなかったり滞納を繰り返していると、返済能力はないと判断され回収の方向に進んでしまいます。

【対策】・・過払い金の請求

家計が苦しい場合、なんとかして住宅ローンのお金を捻出していかなくてはなりません。

もし、これまでキャッシングやカードローンを利用したことがあるなら、過払い金のチェックをすることをオススメします。

過払い金の請求は、カードローンやキャッシングを利用していた場合、払いすぎたお金があるかをチェックし、余分に払っていたお金を取り戻す方法です。

2010年以前に利用していた人のほとんどの人が、それ以後の人でも高金利の計算で支払っているケースが多く、払いすぎたお金が100万円以上も戻ってくることがあります。

また、継続中の支払いの場合には過払い金が充当され、大幅な減額になることもあります。

過払い金があるかどうかは、以下の「無料借金シュミレータ」でチェックができますので、試してみてください。

匿名で借金の相談先を比較できる【街角法律相談所】

【対策】・・任意整理

任意整理は、住宅ローン以外の借金を整理してしまうことで、家計の負担を軽くし住宅ローンの滞納を避ける方法です。

弁護士や司法書士が金融機関との間に入って、現実的に支払いできる範囲内の金額に調整してくれます。

任意整理は、いろいろある債務整理方法に中で最もよく利用されている方法です。以下の事務所で、自分が任意整理が可能かどうか無料でチェックしてくれますので相談してみてください。

住宅ローン滞納・任意売却相談センター

2.競売予告通知・・金融機関が送付

『滞納を続けていると競売にかけられますので、早く支払ってください』という警告が書かれた「競売予告通知」が金融機関から送られてきます。

【対策】・・リスケジュール

リスケジュールとは、金融機関に支払いができない理由を説明し、返済期間の延長や元金返済の一時停止の調整をしてもらうことです。

倒産、リストラ、病気、子供の学費など、人生には予期せぬことが起こることは、金融機関も理解しています。

やむを得ない理由で返済が困難になった場合、一定期間の返済の減額、月支払い額の減額、返済期間の延長、ボーナス払いを止めるなどの調整をしてくれます。

リスケジュールは滞納前に相談するとスムーズに話しあいが進みますが、滞納の後でも相談にのってくれることがあります。

滞納後のときには、金融寛関係に強い司法書士や弁護士に相談してみてください。

3.代位弁済予告通知・・金融機関が送付

滞納を続けていると、3ヶ月から6ケ月以内に「代位弁済予告通知」が金融機関から届きます。

代位弁済予告通知は、「〇月〇日までに支払われない場合、金融機関は「保証会社」に残金を一括請求し、以降債務は保証会社に移管されます」という内容が書かれています。

代位弁済になると「住宅ローンの残金+遅延利息14%の遅延損害金」を、保証会社に一括で支払わなくてはならなくなります。

【対策】・・金融機関へ連絡

放っておくと「代位弁済」の手続きが進んでしまいますので、支払期日までにとりあえず1ヶ月分を入金し、代位弁済まで期間の延長をはかります。

【対策】・・個人再生

個人再生は、民事再生法で定められた個人の救済制度で、住宅ローン以外の借金を1/3~1/5に整理してしまうことができます。

個人再生を使うことにより、家を守りながら、それ以外の借金を大幅に減らすことができます。

個人再生は裁判所に申立てが必要です。以下の弁護士事務所に詳しい情報が乗っていますので参考にしてみてください。

個人再生の無料相談窓口

4.期限の利益喪失通知・・金融機関が送付

期限の利益の喪失通知は、「約束通り払わないため分割ローン返済はできなくなりました。◯月◯日までに一括で返済してください」という通知で、滞納を続けてから3ヶ月~6ヶ月頃に送られてきます。

支払い期限は1週間程度に設定されていますが、ほとんどの場合一括返済は無理ですので、1週間後に金融機関から保証会社へ債務を移す手続きが進行します。

【対策】・・任意売却

任意売却は、住宅ローンが支払えないときに、裁判所の競売という手段を通さないで、専門の不動産屋に依頼し家を売却してしまう方法です。

任意売却は、家を高く売ることができるため、その後の処理がラクになります。任意売却は、住宅金融機構でもススメている方法です。

任意売却は、専門性の高い知識と弁護士事務所と不動産の双方の協力が必要です。

住宅ローン滞納・任意売却相談センター

5.代位弁済通知・・保証会社発行

「期限の利益喪失通知」で設定された期日までに支払われない場合、保証会社は金融機関にローン残金を全額支払い、債権者が金融機関から保証会社に変更になったことを知らせる「代位弁済通知」を発行します。

「代位弁済通知」には、ローン残金と遅延損害金を一括で支払う必要があること。このまま支払わないと不動産競売にかけることなどが書かれています。

このままの放置すると、保証会社は裁判所へ競売の手続きをしてしまいます。競売すると家は市価の半値近くになってしまい損をしてしまいます。

この段階でも任意売却することは可能ですので、任意売却の得意な弁護士事務所に連絡をとり対処法を相談します。

6.担保不動産競売開始通知・・裁判所発行

期日までにローン残金と遅延損害金が支払われなかった場合、保証会社は裁判所に競売の申立てを申請します。

申立てを受理されると、裁判所から「あなたの住宅を競売にかけます」という内容が書かれた「担保不動産競売開始決定通知」が届きます。

この通知発行と同時に登記簿も裁判所に押さえられてしまうので、自由に売却できなくなります。

7.物件の調査・・裁判所の調査

競売通知より2ケ月後、競売するための資料を作成するため、裁判所から執行官が訪れ競売となる物件(家)を調査します。

調査資料をもとに、競売のための鑑定資料を作成します。

8.競売情報の公開・・裁判所

競売通知より4ケ月後、競売情報が新聞や雑誌、インターネットで公開されます。

【対策】・・任意売却

5.6.7.8.の段階でも、任意売却することは可能です。

任意売却・競売・住宅ローン滞納問題を完全サポート・解決する相談センターに相談してみると良いですね。

家を残せて売れる可能性もあります。

住宅ローン滞納・任意売却相談センター

9.競売情報の公開・・裁判所

競売通知より約6ケ月後、競売の入札が開始され、入札金額の最も高額な人に落札されます。

10.家の引き渡し

落札者から裁判所に入金が完了すると、所有者が落札者となり登記簿も書き換えられます。

この段階で家は落札者のものになってますので、家をでていかなくてはなりません。出ていかない時には、強制立ち退きとなります。

11.競売後の残金の支払い

競売した金額は、保証会社の回収されローン残金に充当されます。ローン残金から競売金額を引いた「不足分」の金額については、保証会社から請求があります。

「不足分」の支払いは、基本的には一括ですが金融機関と相談することで分割にできることもあります。

「不足分」の金額が払えないときには、自己破産を申告することになります。

12.自己破産

不足分の金額が払えない場合には、自己破産を申請します。

【対策】・・自己破産

自己破産の手続きは、専門の知識が必要ですので弁護士に相談してください。

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